その灯ぐらし

オタ活日記サイト
No.53

2018/09/11(Tue)

アサクリ2クリア感想

こんばんは。あっという間になんだかすっかり秋めいた肌寒さですね。気温の変化が急激過ぎて布団の出し入れが追いついてない!さむい!

案の定世界樹をほっぽりだしてひたすらアサクリ2にかじりついておりました。その甲斐あってクリア、したぞー!!
いいゲームだった…楽しかった……と同時に何とも言えない寂寥感に襲われています……。19歳の何も知らなかったお坊ちゃんがいろんなものを失って、その悲しみにひと区切りをつけられるまでに20年かかったんだよ……。最後にはエツィオくん40歳になってるんだもんなあ……。エツィオくんの決めた復讐の結末には納得しているけど、本当に長かった……あっという間だった気もするけれど……。

シリーズとしてはまた思いっきり風呂敷広げたところで終わりやがったので大人しくブラザーフッドとリベレーションもやります!!買った!
2の3部作全部入りパック+6枚組サントラ+200ページ越えの資料集がセットになったエツィオ・サーガとかいうものすごいのが限定版で出ていたんですね…!!運よく中古でほぼ完品を見つけられたので即確保してしまった…。
サントラの素晴らしさに脳みそが浄化されそうです。2の曲全体的に良すぎるでしょ…1より印象的に曲がかかる場面が多いから余計に…。しかしヴェネツィアの暗殺ミッションとかでかかってたピコピコした聖歌アレンジは入ってないっぽいですね…最高に好きだったのだが…!
資料集もなんか重い分厚いフルカラー文字ぎっしりでめっちゃビックリした……ちらっとめくっただけでアルタイルくんに関する聞いたこともない情報が大量に載っててウワーーッ!!!ってなって閉じました。1のサントラもそのうち買おう…!

しかしブラザーフッドに手を付ける前に、ここにPSPのアサシンクリードブラッドラインが……あるので……これを先にやります……。
……だって!2を始めたらなんとアルタイルくんの手記が読めるわアルタイルくんの立派な像が立っとるわ手記によると妻子もできとるわで……1のその後が気になりすぎて我慢できなかった…。
手記から伝わってくる苦悩と懊悩と、間に挟まるやたらかわいいへたうまイラストのギャップには素直に完敗ですよ。なんなん!?あのくそかわいい絵アルタイルくんが一生懸命描いたの!?あの真顔で!?そんな……あざとい……すき……!
ブラッドラインはストーリー知りたいだけですし、あっという間に終わると聞いているのでさっくりプレイしてきます。久しぶりにCV小西のアルタイルくんを操作できると思うと最早それだけで嬉しい……いつの間にこんなことに

2のネタバレありのざっとした感想は続きにたたんでおきますね!
エツィオくん、日本語表記は「エツィオ」で統一してあるのに、ゲーム中の発音は「エッツィオ」で統一されている謎……。リネージだと発音も「エツィオ」でどういうことなの…どう呼べばいいの……?

そしてアサクリとは全然関係ない話ですが!カルライ、現地、二日目、当たった!!!いってきます!!!!雪月花イベ我慢した甲斐、あった!!あー!!!!


感想と言っても何から述べたもんかって感じですが、中世イタリアのいろんな街を満喫できたことは純粋にとっても楽しかったです!
最初のフィレンツェからしてやっぱり中東の空気感とは全然違ってて感動したし、街を歩く人たちも1よりずっと人間味のある感じになってて、ただ散歩してるだけでも楽しい…!街並みが好きだったのはやっぱりヴェネツィアかな~!とにかく広くて、地区ごとに特色があって飽きない…リアルト橋を渡る時の足元の感触とか、年中お祭りしてるドルソデューロ地区とか、どでかいドゥカーレ宮とか…!細い路地の隙間を飛んでまわるのも楽しいし、たまにはゴンドラ乗ってみたり、めんどくさくて泳いだり(なんと水に落ちてもエツィオくんは死なないのだ!)楽しかった…!
今作はちゃんと人・建物・場所に解説が入るのがありがたい。まあ名所に関してはあっちにもこっちにもありすぎて、1みたくここがすごかった!って言えないんですけど……。有名どころですがフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレはさすがにすごかった……デカい聖堂のてっぺんの十字架に登る時はやっぱりたのしい。ばちあたり。

システムに関しては本当……1はベータ版とか言われてるのが不本意ながら納得いってしまうレベルで、一気に進化しすぎじゃない…!?お金に装備にアイテムに仲間に投資に……なんかもう通貨の概念すらなくゴロツキから投げナイフ掏り取って補充してたアルタイルくんが原始人に思えてくるわ……。道を塞いでる見張りの兵士さんたちをね、その辺で金で雇った娼婦の方々があっさりどかしてくれた時、お金ってすごいなって心から思いましたね…。兵士の気を引くためだけに無意味に殺人を犯したりしなくて済む!貨幣経済万歳!!カルチャーショックでしばらく呆然だったよ…我々がやってきたことは一体なんだったの……。
お金自体は時間経過でガンガン貯まるので湯水のごとく使えて楽しかったです。仲間……というかシステム的には使い捨ての同行者さんたちみたいなもんですが、ひとりじゃないのはやっぱりいいよね!傭兵をガンガンけしかけて自分は後ろからさっくり暗殺~とか楽しい!貨幣経済によって楽に人が殺せる……。

探索要素もたくさん増えてて、街をうろつく楽しみも増えてよかったなー。特にシンボル探しは本当に夢中になってあちこち見て回ってすごく面白かった。シンボルの謎自体もすごく……面白いと言ったらアレですが、興味深かったし。中身はベッタベタの陰謀論なんだけど、深夜にカチカチ謎解きしてると結構ぞっとするものがあった……。あの偉人もこの偉人もテンプル騎士団!あれもこれもテンプル騎士団の陰謀!うわー!!

墓所と基地探索もめっちゃ楽しかったです!!アスレチック要素を前面に押し出したつくりすっごく好き!アクションへたくそなので何回もやり直したところもありましたが、ちょっとずつタイミングや最短ルートが見えてきて綺麗にゴールできた時の気持ちよさったらない!外に出たら絶景だったりもするしね。追いかけっこ暗殺は…てんで追いつけなくて悔しかったけど、これもうまくできた時は満足感すごい。かっこいい。

かっこいい、の話ともつながるんですが、2は単純なゲームオーバー(体力がゼロになるとか)以外にも、ミッションが失敗しそうになった時点でシンクロ解除でやり直しになるじゃないですか。暗殺対象を見失ったり、敵に見つかったりしたくらいでも。1にもシンクロ解除でやり直しはあったけど、そこまでシビアではなかったから、逆にへたくそ故のかっこ悪さには耐えるしかなかったわけです。でも2では結構容赦なくリトライさせられる……がゆえに、クリアできたらだいたいかっこよく暗殺できている!んですよね!もちろんそれでもかっこ悪い暗殺は発生してしまうんですが、1と比べたら格段に少なくて済んで、気分的にもデキるアサシンを気取れて楽しかった…。1みたくメインストーリー上のひとつひとつの暗殺の比重が大きくないのもよかったと思います。1は情報収集も暗殺プラン考えるのも全部プレイヤーの自主性にゆだねられていたから、失敗した時のダメージもダイレクトに自分が負うしかなかったからなー……。丸投げレベルだった自由度の高さをいい意味で親切に狭めてあって、なおかつ肝心の暗殺アクション自体は自由なままというのが上手いなーと思います。個人的には1の全部自分で考えろ感もかなり好きだけどね…!


ストーリーは……2作目でようやく分かってきたんですけど、このゲーム、シナリオの描写が本当に最低限ギリギリラインじゃない!?全体的にもう少し会話の分量増やしてくれても…いいのでは…。分量がシナリオの筋がなんとなく分かる程度しかない……DNAログ見てやっとあれからもう2年も経ってるー!?とか気付く場面が結構あったぞ!年単位で話が飛ぶのは史実の出来事と合わせる都合上しかたないとは思うけど、それならそれで一言くらい…ヴェネツィア着いてからの4年間とか何してたんだよ!サヴォナローラにリンゴ取られてから10年近く見失ってたとかヤバイでしょ!うおお……!これまでの仲間はみんなアサシンだったんだよ!のシーンももうちょっとなんかこう……急展開すぎるわ!出オチに近かったバルトロメオもさして出番もないまま進行したし…突然のマキャベリ……マキャベリ!?すごいや!マキャベリもアサシンだったんだ!\(^o^)/
突っ込みたいところはいっぱいあるけど、なんだかんだで終盤になると感慨に襲われてしまうのがアサクリのよくわからん魅力だなーとおもいます。サヴォナローラにトドメを刺してやった後の演説、なんでかすっごいぐっと来てしまってな……。20年前、という年月の重さ、その中でエツィオくんが必死にもがいてきて、そして自分で決めたのが、あのロドリゴへの対峙だったのかと思うと……。私は復讐は何も生まないが気分がスッキリするぞ!派だけど、エツィオくんのやるせなさもよく分かる……立派なひとになったんだな、と思ったよ……。
とか感動してたらミネルヴァ様に粉砕されてさすがに笑ってしまった。エツィオくんこんなに頑張って宝物庫に辿り着いたのにお前の子孫に話してるからお前は黙ってろとか言われるのひどくない!?w 「かつて来たりしものたち」についてはだいたい予想の通りだったけど、預言者がまさか現代の我々に向けての預言者、って意味だとは……この理解であってるよね…?スケールがどんどんでかくなっていく……。
短編映画のリネージはクリア後に見たんですが、前日譚だし先に見ておくべきだったなと後悔しきりです……。父上…!!今となっては幸福なアウディトーレ家を見るだけで結構涙腺にきてしまう……。肝心のエツィオくんが割と別人だったけども!父上の顔と声正直めちゃめちゃ好みなんだよなあ…なんとハンサムな…。
ゲームのいちばん初めの、教会のてっぺんで兄さんと「良い人生だ、幸せだ」って言い合ったのがずーっと印象に残ってて…クリア後の今ですら割と引きずっている…。せめて母上には元気になってほしくて頑張って羽根もコンプしたよ。ほんと……どうしたってつらいけど、エツィオくんには幸せになってほしい……。このあと2作ぶんは人生に付き合うけどさ!アルタイルくんと比べたら相当人生謳歌してるから心配いらんのかもしれんが…。アルタイルくんと言えば、アルタイルくんの防具をセットで装備した時の黒装束が最高にかっこよくて大好きです。後半ずっと着てたからリネージ見て服が白いぞ!?って戸惑ってしまった。エツィオくんの…というかアウディトーレ家のアサシン衣装、ほんっとうにデザインがかわいい…かっこいい…。
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総括:とっても楽しかったです!!
ブラザーフッドも楽しみ…!とりあえずまたレオナルドに会えるのが超嬉しいですね!レオナルド・ダ・ヴィンチ(CV森川)のかわいさだけでこの記事の半分くらいしゃべれる気がする。まずもって見た目がパーフェクトにかわいいし無意味にニコニコしててかわいいし頭がだいぶおかしいし、レオナルドが出てくると愉快な発明品でだいたい愉快なことになってとっても楽しいし!公式でほもだし……公式(歴史) サライくんの登場も待ち遠しいな~!

ともかく、ブラッドラインを終わらせたらまたエツィオくんの人生に戻ろうと思います!
あ~~、やっぱり据え置きハードでゲームするの楽しい…!
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