2019/10/20(Sun)
深夜のラブレター的ななにか
深夜に突然胸に渦巻く思いを外部出力したくなってきたので日記を書くやつ。
舞台エビバデ大阪最終日とても素晴らしかった……。本当に完成度が高いの一言でした。寿嶺二、きっとこの役やりたくなかっただろうな……と思いながらぼろぼろ泣いたよ。染様がなんかちょっともうズルくない?って思うくらい完璧に寿嶺二でコトブキレイジだった…。ショウも…翔ちゃんの背中があんなに大きく見えたことはなかった…本当にかっこよかった。落ち着いてもう一回くらい観たかったなー…!配信楽しみだなあ
以下劇団シャイニングに関する大変個人的な思いのたけと思い出語り
人によってはご不快になられるかもしれないのでご注意ください
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今年の春に舞台パイフロにものすごい衝撃を食らって、そのあとすぐに忍び道とポラリスの円盤を買ったんですが、パイフロの余韻がおさまったら観よう……と思ったままパイフロの余韻がおさまることを知らず……。エビバデ観に行く前後でようやく開封して観たよ。めっっっちゃよかった…。勢いで残りの円盤も全部ポチりました。JOKER TRAPもすごい面白かった…。マスミラだけまだ届いてないんだけどレビューショー観ちゃっても大丈夫かな。耐え難い。ていうかほんとエビバデの会場物販で素直に買っておけばよかった…orz
音也担だからっていうひいき目も多分にあるとは思うんですが、忍び道がものすっっっごい突き刺さっててほんまつらい…。謝意忍具流にガチで泣かされるとは思わなかった…。忍び道、脚本演出の方がパイフロと同じ伊勢さんで…今まで見た限りでは劇シャイの演出家さん3人の中では伊勢さんの作品がものすごい好きです。舞台に関してはド素人なので他に普段どのような舞台をつくられている方なのかは全然存じ上げないんですが、忍び道もパイフロも本当にまっすぐストレートな人生賛歌で、心から前向きな気持ちをもらえるんだ…。好きだ…。
2017年にうたプリが舞台やるって言いだした当時は、正直、まじかーそっかーこれは私はターゲット層じゃないんだろうな~、みたいな気持ちだったんですよね…。別に2.5次元に対しての嫌悪感とかじゃなく、以前に他作品の2.5次元舞台を観に行った時に、「確かに楽しいけどこれは原作に萌える材料にはできないな~」って感じて、その認識が強かったんだと思う。舞台のシナリオや役者さんのキャラ描写にどんだけ萌えても、私は「私が公式で原作だと思っているもの」にそれを加えることはできない、って思ったんですよね。この考え自体はまあ今も変わってないんですけど。ものすごい自分基準の原作厨なんで…。だからうたプリの舞台化も舞台や役者さんたちが好きな層へ向けてのものなんだろうな~って認識で、情報もあんまり追わなかったし。ちょうどその時期ようやくTwitter辞めたとこだったしなあ。
パイフロを観に行ったのも本当に偶然です。たまたま東京住まいの友人が元気にしてる?って声かけてくれて、じゃあ久しぶりに会いたいからシクパは東京のを観に行くかーってなって、友人は舞台クラスタ的なひとなので、そのタイミングならパイフロやってるから観たら?すてさんパイフロ好きだったでしょたぶん楽しいよ~、って言ってくれて……そっかーじゃあ観る!くらいのノリだったんですよ。シアシャイ舞台化自体は知ってたけどそもそもやってる時期も全然把握してなかったし、くまプリ出るなら通販で買いたいな~くらいの気持ちしかなく…。後から友人にも言われたけど、これが運命の導きってやつだったんだなーと思うわ…。
パイフロ観て本当に心から思ったのが、「私みたいなのがターゲットだったのかよ!!!」ということです……。うたプリの舞台、めちゃくちゃうたプリファン向けやんけ!!うたプリ大好きな人間ほど突き刺さってどうしようもないやつやんけ!!うたプリミリしらでも楽しめるけどうたプリに触れてるほど細部に刺されて立ち直れなくなるやつやんけ…。なんで今まで言ってくれなかったの!?!ってしばらく虚空にキレてたからね…。原作発売当時に尺やらなんやらの都合で(ほぼまったく)実現できなかったことを全部汲んで、ひとつのエンタメとして昇華して、その上アイドルの彼ら自身が抱えてきたものをも作品に落とし込んでくれる……当時これが見たかったんだよ!!って思ってたものを本当に全部見せてもらえる。しかも紺野さんの監修付き!まごうことなくうたの☆プリンスさまっ♪の一部だ…スルーしていいようなものではなかった…。本当に衝撃だった…。
公式が当時提示したかった彼らの作品はおおむねこういうものであったのだ、という情報は、原作に萌える材料に、めちゃくちゃなるんすよ…!!もちろんそのまま当てはめることはできないけど、どちらかというとIFみたいなポジションにあるものだけど、でも当時の彼らのブログやらTwitterやらへの解釈に新しい見方をたくさん持ち込むことができる…今までの印象が間違いになったりは当然しないけれど、たくさんの新しい角度から光をあてることができて、今まで見えなかったいろんなことを考えられるようになるんだ……これは本当にすごいことですよ……。
舞台化は2代目のキャストで初代キャストとは別人ですって、正直最初に聞いたときはなんだそのややこしい設定役者さんも大変だな…って思ってたんですけど。その意味するところはたぶん、私がもともと2.5次元舞台に対して持っていた認識と同じなんじゃないかと思うんだよな。でもその前提を敷いた上で、劇団シャイニングは本人たちそれ自体を演じるのではなく、劇中劇の舞台化をしているというのが、本当に上手だなーって思う。そうじゃなかったらやっぱり私はターゲット層にはなれなかった……。
まあ舞台観てるときはそんなややこしいことはそんなに考えてないけどな!2代目っていう言及がことさらにはなかったシアシャイに入ってからは特に、舞台上ではほとんど本人だと無意識に思って観てる…。だってもう本人にしか見えないんだもん…!中の人たちによるライブを観てる時と同じ感覚です。特にレビューパートがさあ……我々と同じ次元で歌ってそのビジュアルのまま完璧に踊るって、キャラにもよるけどほぼ初めての体験で……私れんれんのキレッキレのダンスとその笑顔の音也っぷりが本ッ当に衝撃だったんすよ……一十木音也のパフォーマンスを生で見るって、きっとこんなかんじなんだろうなって……あんなにキラキラした人間を見たのは本当に初めてだった……。一十木音也って実在するんだなって心から思えた……。どの作品もレビューパートで幸せに終わるの、端的にすっごくうたプリらしくて大好き。シャイニングラブが本当に感謝と愛に満ちてるんだ…。
あとなー、これも中の人たちが好きなのと同じような感覚で、役者さんたちみんな、彼らのことを本当に大事にしてくださっているのが伝わってくるから……。パイフロ観た後の日記にも書いたけど、彼らに真剣に向き合ってくれるひとがいれば、そこに彼らはいるんだと思う。彼らのテキストを書いてくれているひとたち、彼らを描いてくれているひとたち、彼らの音楽をつくってくれているひとたち、声を吹き込んでくれるひとたち、彼らの演じた役を演じてくれるひとたち。その裏にももっとたくさんのひとたち。いろんなひとたちが、愛をもって彼らに「生きている」を与えてくれてるんだなって思う。我々ファンも、たぶんその一助になっているんだろうなとも。本当に幸せなコンテンツなんだよ……。出会えたことに感謝しかない。そんで今回遅まきながら劇シャイに出会えたことにも感謝しかない。いや出遅れたことに対しては後悔もめっちゃあるけど!今となってはタイムリープして2017年の自分にいいからライビュなりなんなり観に行けと怒鳴りたい気持ちでいっぱいだよ!!ちゃんと当時から応援してたかった……アホ……横井セシルちゃんのファンサがスータ・セシルすぎて生で拝みたすぎるのになんでもうポラリスも終わってるんだよ(´;ω;`)自らの愚かさがただただ憎い……でももうどうしょうもないのでせめてこれからできうる限りの応援をさせてほしい…!!シアシャイにもレビューショーとサントラとビジュアルブックが切実にほしいんじゃよ……このままブラシャまでで終わられたらあまりにつらすぎる…。
あと1週間もせずにパイフロの円盤が手元に迎えられるんだな……楽しみすぎて実感がないわ!特典のバクステと座談会もめちゃめちゃ楽しみだ……リリイベ行きたい……結局2次元オタなので役者さん自身のガチファンには転職できないんですけど(本気でそうしようと思ったらもう東京に引っ越している)、でもパイフロのリリイベには行きたい。パイフロの話を聞きたい……。ああサントラ……サントラの情報はまだか……
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